SDGsという言葉をよく耳にするけれど何のことかよくわからない。でもご安心くださいこの記事ではSDGsの基本的な概念を3つのポイントに分けてわかりやすく説明します。 これを読めば小学生でもSDGsが理解できるようになるでしょう。
SDGsとは?
SDGsとは「Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）」の略称です。
2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で示された国際目標です。2030年を達成年限とし17のゴールと169のターゲットから構成されています。ゴールとターゲットには貧困や健康福祉・教育・ジェンダー・気候変動など幅広い分野の課題が含まれています。SDGsは発展途上国だけでなく先進国も取り組むユニバーサルな目標となっています。
SDGsの17のゴールは以下の通りです。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなにそしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
クリックすると各ゴールの記事にリンクします。
各ゴールには具体的なターゲットが設定され社会課題の解決を目指しています。
より詳しい情報を知りたい方はこちらのサイトもご覧ください
SDGsは私たち一人一人にも関係があります
SDGsは一見すると国や企業の取り組みのように思えますが実は私たち一人一人の行動とも深く関わっています。
例えばごみを減らしリサイクルに協力することはゴール12「つくる責任つかう責任」の達成に貢献します。
地域のボランティア活動に参加することはゴール11「住み続けられるまちづくり」につながります。
買い物のときにフェアトレード商品を選ぶことはゴール1「貧困をなくそう」の一助となります。
このように日々の生活の中でもできることから始められるのがSDGsの特徴です。自分にできることを考え行動に移していくことが大切です。
企業もSDGsに積極的に取り組んでいます
SDGsの達成には企業の協力が不可欠です。環境に配慮した商品の開発・人権に配慮したサプライチェーンの構築・再生可能エネルギーの導入など様々な取り組みが行われています。SDGsに貢献する企業は社会的責任を果たしながら企業価値を高めることができると考えられています。 投資家の間でもSDGsへの貢献度が企業評価の重要な指標となりつつあります。今後ますますSDGsと企業経営は密接に関わっていくことが予想されます。
まとめ
SDGsとは2030年に向けた17の目標のことです。目標は社会の様々な課題の解決を目指しており私たち一人一人の行動とも関係しています。世界が直面する問題を自分事として捉えできることから取り組んでいくことが求められています。企業も積極的にSDGsに取り組み始めており今後ますます注目が集まるでしょう。一人一人が意識を高め協力し合うことでよりよい世界を実現していきましょう。
